15mの経糸1050本を機にかけ
13メートル織って、一反の着尺が織り上がる。
1㎝織るための緯糸は26越。
織る作業の前に、糸を染める糸作り、
糸を機にかける機ごしらえがある。
作り手は、この時点で完成の7割がた終えるという。
染織家にとっての日々の営みのひとつ、「織る」という行為、
機の前に座り、左右に杼を走らせ、筬を打ち込む。
流れる時間を織り込みながら、一枚の布が生まれる。
10月16日(水)より21日(月)まで
ギャラリー創に於いて
「纏う 蔦井美枝子の着尺」が開催されます。
ぜひお出掛け下さい。