器を手に持ち食する習慣は日本固有のもの。
私達は器を選ぶとき、見た目の様子で無意識にその重さを推し量っています。
手に取ったときの「重い、軽い」は、自分が感じ取っていた重さとの違いで、
それがほぼ一致したとき、その人にとって心地良い重さなのではないでしょうか。
一口ご飯をいただく度に手に持つご飯茶碗は、好みの意匠、手に馴染む形、
そして心地よい重さが揃って初めて、毎日使っていただけるのではと思います。
今日8月1日から、名古屋の
工芸ギャラリー手児奈で、
19名の作り手が参加して、毎日の器展がスタートします。
たくさんのご飯茶碗が並びます。
お気に入りを見つけにお出掛け下さい。